さっきまでの堂々としたあたしはもはや消えていた 恥ずかしい…… 「桃華ちゃん、勝ちたくないの?」 龍は、ふいにそんなこと聞いてきた 聞かなくても決まってるじゃん 「勝ちたい!」 あたしは、会場へ笑顔を振りまいてステージを後にした 「ふぁー…緊張した……」 「あははっ、お疲れ様」