だいすき!




この手は間違いなく、風雅くんのだ


あたしを強引に連れ去るのはこの手だった



「山田さーん、そこでいいですかー?」


「あ…はい」



はいって言っちゃった


あたしよっぽど長かったみたいだ


司会者の人が少し苛々してるのが分かった


まるで早くしろ、と訴えているように


最後の人まで決まり、なぜかみんなその手の人が入ってるボックスに入れられる