リシェナはジェイスにニコニコと言った。

「私、これから毎日ジェイス様と寝るのですね!緊張しますが、独りじゃないので嬉しいです」

ジェイスは無表情に絶句した。固まった。

意味を分かっているのか?

まさか何も知らないんじゃないか。

ジェイスは思わず言ってしまった。

「男女というのは、ただ眠るだけではないのですよ?リシェナ」

リシェナはニコニコを崩さない。

「もちろんです!お互いをよく知って、いつのまにか赤ちゃんができるんですよね!」