リシェナはひたすら丁寧に答えていた。 時々、隣で黙々と葡萄酒を飲むジェイスの横顔を見る。 なんか話してくれてもいいのに… 私ばっかりお話しているわ… また、ちらっとジェイスを見たら目が合ってしまった。リシェナは途端に目を逸らした。 ジェイスはまた無表情に葡萄酒を飲む。 リシェナも緊張からかふだん飲まない葡萄酒に手をつけ、少しずつ飲みだした。