ふいに触れた指先が男性らしくゴツゴツしていて、妙にリシェナは意識してしまった。 「ありがとうございます…」 なに考えてるの、あたしったら!バカ! ジェイスはリシェナの気持ちを察してか、わざとリシェナの小さな肩と自分の肩をくっつけて屋敷の玄関まで歩いた。 俺は、一体なにをしてるんだ…? ジェイス自体、からかう予定がどんどん赤くなっていった。