秘密なこと

「あんた口切れてるんだからちゃんと手当てしなさい!!」

消毒薬が染みた綿を傷口にポンポンとつける。

「ごめんなさい…」


「まぁ、あの写真は上出来だったわよ。」

消毒が終わったらしく、マネージャーは道具を片付け始めた。

「本当に!?」


「ええ。だから「LIRちゃん!!」

マネージャーの声に楠高校の校長先生の声が重なる。


青ざめた顔…


《あの事件のことかな…?》


「LIRちゃん大丈夫だった!?話があるので校長室へ!!もちろんマネージャーさんも!!

それから…そこにいる木下明里さんも来なさい。」

ビクッと木下さんの肩が動く。