秘密なこと

「いてててて!!痛ぇよ!!」


「痛くしてんだよバーカ」

雅也は男の背中を肘で突いた。

「っ!!」

男は顔を歪めて床に倒れた。痛みからか、体がピクピク動いてる。



「2人とも…すごい…」

私がそう呟くと2人は顔を見合わせて


「まあ…ケンカくらい…」


「人並みには…できるし…」


照れ臭そうに言った。


「LIR〜大丈夫だった!?」

マネージャーが走ってくる。

「うん!!大丈夫!!2人が守ってくれた!!」