秘密なこと

撮影は順調に進み、ついに最後の制服で撮る段階に。


「じゃあ着替えてきますね!!」

私は校舎の中へと戻る。

空き教室の中に入り、制服に着替えた。


「これでよし!!」


校庭に向かおうと、空き教室を出た時…


「んんっ!?」

何か布のような物で口を塞がれた。



「またやってくれたみたいね……杉田さん?」

目の前には木下明里…


「懲りないようだから…お仕置きしなきゃね…」


そう言って木下さんは笑みを浮かべた。


《や…め………て…》

意識はそこで途絶えた。