秘密なこと

「雅也、終わるまで待っててね。」

そう告げて、私は校舎へと入っていった。

※ここからはスタッフさんの目線でお送りします。byみやつき

校庭にはたくさんのスタッフさんがいるのに、静けさが目立つ。

《何この緊張感…》

スタッフさんの1人は感じ取っていた…


「雅也君は…LIRとどういう関係?」


「……同級生ですよ、今はね。」


「…今は?」

亮さんの眉がピクリと動く。

《こんな怖い亮さん初めて見る…》