花が降っている階段を下りながら腕を組む二人は幸せそうに笑っていた。



「お姉ちゃんキレイだなぁ〜」


「そうだな」


「私もいつかウェディングドレス着たいなぁ…」


「じゃあその時腕を組む相手は俺ね。」


「………え!?」

私は雅也の方を向く。

「え?」

雅也も私の方を向く。


二人して、照れながらも笑った。





あなたと過ごすその日々は……



誰にも教えたくない、私の秘密なこと。




あなたといくつ秘密を作れるかな?




*fin*