秘密なこと

「あれ…LIR…？」


「亮さん!?どうしてここに…」


「雑誌であるだろ？可愛い子の写真を撮るコーナー

あれのカメラマン頼まれたんだよ。


それでこのアシスタントがいい子見つけたとか何とか叫んで走っていったんだけど……」


「LIRさんなんですか!?」
アシスタントさんが目を大きく見開く。


私はを伊達眼鏡を外して

「はい!!LIRです!!」

と挨拶した。


「すごぉい……本物だ……」


「お前はいいからあっち行ってろ」

亮さんの一声によってアシスタントはタタタッとどこかに駆けて行った。