部屋へ連れて来たのは良いけど……。



は、離れねえ…。


ベッドへ降ろそうとしても離れない。



「嫌だ。じんたん抱っこ~」


まるでコアラだ…


ヤベエ…
マジで理性が…



「あげは、抱っこしてやるからキスして?」


そう言うと、もっと真っ赤になって軽く唇に触れた。


あ~可愛い。


「けど足らねえ…もっと…」


俺は裏あげはであることをいいことに意地悪を言う。



明日記憶あったら殺されそう…笑っ



そう思っていると、
恥ずかしそうにあげはの唇が触れた。



あげはの口をこじ開け
舌を絡ませる。



「ん…んはッ」



やっぱり色っぽいあげはの声…



あ~抱きてえ~



唇を離すと、ポカポカに火照ったあげはは俺の胸に顔を埋めた。





しばらくすると、あげははスースーと寝息を立てた。




大好きな俺のあげは…


俺は理性を必死に保ちながらあげはを抱いて、ベッドに入った。