しばらくして、、、


あげはの様子が可笑しい事に気付いた。



「キャハハハ~。」


顔をピンクに染め、
ニコニコの笑顔でジジーの隣に座るあげは。



まさか…



「ジジーあげはに何、飲ませた??」




「熱燗…」



「ッチッ……バカッ。
あげはは酒弱いんだよ!」


本人自覚ねえけど…



「そうなのか?飲みっぷりいいがな~ガハハハッ!」


あげはの手には、
からになったビン…


「あげは飲みすぎだ。」



「嫌だ…まだ飲むにゃ…」


にゃ…にゃ!?



目をうるうるさせて、完全に裏あげは…




そんなあげはにジジーも聖夜も鼻の下を伸ばしてやがる…。



はぁ。。


あげはのバカが…
ギャップありすぎんだから…




「あげはちゃあん~
おいで~」



俺は優しく手を広げる…

するとニコニコしながら
、あげはは俺の腕の中へ入ってくる。




「じんたあん~」


すりすりと顔を埋めて
呼んだこともない名前を呼んで甘えてくる。



ヤベエ…


早く部屋へ連れていかなきゃ…



俺はあげはを抱いたまま部屋へ戻った。