[完]太陽の君に恋をした。。。黒姫×金龍総長

次の日……。


「あ~寝れなかった。」


結局、池上仁のことや恋って何?
なんて考えてたら寝れなくて、池上仁が来る前に学園に来た。



屋上でひと寝入り…。



のはずが…。


「あげは、んな所で寝たらパンツ見えんだろ…。」



「って…!ちょっと急に現れんな!そんで顔が近い!!」


横になる私の顔の上に、
突然池上仁の顔が現れた。


一気にドキドキが半端なく早くなる。



クッソ…
んもぉなんなの…。


「って…ちょっと何すんだよ!!わっ…」


池上仁はあたしの体をひょいと自分の膝の上にのせ膝枕の状況にした。



緊張して体が固まる。



「緊張すんなよっ
この前は、すやすやと俺の膝の上で寝てたんだから…」



はぁ?


いつ…?あたしが誰の膝の上で?


心当たりのないことを言われ、不思議そうな顔をしたあたしに、
口角をあげ意味深な顔をする池上仁。



「なんのことよ?」


「いいから寝ろよっ!
すげえクマができてる?」


笑いながら頭を撫でられた。



ったく誰のせいで…
寝られなかったと思ってんのよ…





だけど頭を撫でられ居心地が良かったのか、


眠すぎたのか…



あたしは、すぐに眠りに落ちてしまった。