結局…。
俺等だけで酒を呑んで歩と皐月は先に帰って行った。

しばらくして、
「ただいまぁ~。って…君が彼氏?」


あの伝説の由衣さんがニヤニヤして帰って来た。


「嫌…彼氏ぢゃナイッスよ…」

「そう。…でも…あげはは確実にキミに変えられたのね。」



由衣さんはあげはを嬉しそうに見る。



「あの…あげはってどうして由衣さん家に?」



俺はずっときになってたことを聞いてみた。



すると由衣さんはちょっと黙り込んだ。



「キミ…あげはをずっと見守ってやって…」



俺はこれからあげはの過去を悲しみを知ることになる。