[完]太陽の君に恋をした。。。黒姫×金龍総長

あたしの家に着き、凛をあたしの部屋に入れた。


「あげはちゃんの部屋シンプルッ」

あたしの部屋を見た凛は、あまりの部屋のシンプルさに、
泣き笑いしてる笑っ


「で、何があった?」


「あのね、私いじめってゆか嫌がらせに合ってるの…」



「いじめ…。いつから?」



「歩と付き合ってからかな…グスッ」


それって嫉妬から始まったってわけ?


あたしは黙って凛の話を聞く。


「歩、あぁ見えてモテるんだ。金龍は有名だし…
それでね、仲良かった友達が歩のこと好きだったんだ。
だけど私が付き合っちゃったからいけないの…。

最初は、悪口からだった。だけどだんだん凄くなってクラス全員に伝染して…
友達が居なくなった。」



何だよそれ…。
凛はずっと我慢してたんだ。初めて会った時、友達居ないといった理由…。


それを隠して、皆に明るく振る舞う凛。


辛かったに決まってる。

「その傷は?誰にやられたの?」



「この傷は…今日階段でちょっと。押されて頭打ったんだ。…グスッ」



何で凛がそんな思いしなきゃなんないんだよ…。


あたしは凛を思わず抱き締めた。



「凛…辛かったよね。
あたしは凛の見方だから…
あたしが凛を守るから。」




「あげはちゃん…。
歩には…言わないで…。
きっと歩、ものすごく怒るから。う~う…」


凛は声を出して泣いた。