溜まり場へ着き、
ソファーへと座った。


「黒姫さん~!!」

すると、ダダッと周りに集まった他の奴等。



「な、な何?てゆうかさん付けしなくていいよ。」



「いや…それは…
総長に怒られるんで…」



って、タメだよね。
あたしとあなたたち…


「黒姫さん俺に喧嘩教えてください!」


「…はぁ。。。
って君だって強いでしょ?」


「俺も俺も!!!
黒姫さんやっぱ格好いいっす!!あのスピードは真似できない。」



目をキラキラさせてあたしを囲む。



「黒姫ちゃんモテモテだな…」



その様子を見てニヤニヤしながらやって来る
歩、皐月。



「嫌…もててないし。」



「黒姫さんと付き合いてぇ~」

「あ?俺だって!」




どこからかそう言う声が聞こえた。


何だコイツら…


「な?黒姫ちゃんのあの格好良さにみんな釘付けみたいだ…」


「おめぇ等あげはは渡さねえからな!!」



どデカイ声でやって来る
総長さん。



「総長さんもお気に入りみたいだぜ?」


「勝手にしてよね…」





何故か眉間にシワを寄せた池上仁はあたしの隣にドカッと座った。