「あげは…そろそろ目覚ませよ。俺寂しくて死にそうなんだよ。」



病室には俺の声と、
あげはのピッピッピという心音だけが響く。




あれから、、、。


すぐに救急車が来て、
あげはは病院に運ばれた。

俺はあの時、正直頭が真っ白ではっきり覚えてねえ…。


覚えてんのは、真っ赤に染まる俺の服…
そして青白いあげはの顔…


集中治療室に入って1週間で俺らの県の病院へと移した。



そして、あげはの父親…


杉本 春真は殺人未遂で
サツ行きとなった。



世間は大騒ぎだ。
それもあって俺等の県の
病院へと移した。



あげはが意識をなくして
今日で1ヶ月がたとうとしている。




俺はほぼ毎日、あげはに付き添ってる。



学校なんてどうせつまんねえし…。




理事長や由衣さんも暇さえあればやって来る。



勿論歩皐月凜も、金龍の奴等も…。



何故か…、





沙知絵やジジイ美衣も来る。