放課後。。。


何時ものように溜まり場に向かう。



「黒姫さあん~」
「うィースッ」


いつものように、挨拶を交わす。


ニッコリ笑うと、


「可愛い~」


そう言われた。





「お前等あげははやらんからな!!」



「わかってますって~。
総長って独占欲強すぎ~。」



「っるせぇな~。わりいか!!」


顔を赤くして、髪の毛をボリボリ書く総長さん。



こっちまで照れる…。



「あげはちゃんが乙女だ~」



「っわ~凛っ!急に脅かすなっ」



奥からニヤニヤしながら現れた凛ちゃん。



「てか乙女って何よ?」



「恋すると可愛くなるって話し!」




「そうそうっ。あげはちゃん最近喧嘩してないし!」



確かにね…
まぁ池上仁と居るからね。


それに無駄な喧嘩はもうしないって決めた。



「街ぢゃ大騒ぎだよ~。
あの最強な黒姫が金龍の総長に喰われたってなっ」



「く、喰われたあ?」



歩の言った噂に、顔が赤くなった。



「喰ってねぇしまだっ
今すぐにでも喰いてえくらいだけど?」



「は、は、はあ?」


この変態総長さんは皆の前で…



何てことを言いやがるっ!


「あげはは純情だかんなあ~」



「うるさあ~い!この変態総長!」




む~っとむくれてそっぽを向いた。



それを楽しそうにククっと笑う凛、歩…