「まず最初は広瀬っちゅう子の所へ行くで。」
「うん、私家知ってるから道順は任せて。」
そう言って、2人はゆるゆる歩く。
そうして歩いてる中、秋先輩が話しかけてきた。
「なぁ、早よ終わったらアイス食べに行かへん?今めっちゃ食べたいねん。」
何かと思ったら、アイスの話し…
「水崎に怒られると思うけど?」
「聖夜には内緒やって、奢ったるさかい、な?」
しつこく誘ってくる秋先輩は煩く、うざかった。
なので、
「しょうがないな、そこまで言うなら付き合ってあげます。」
「よっしゃ、アイス☆」
機嫌が良い秋先輩とは打って変わって、私はため息混じりに秋先輩を見ていた。
これでも先輩のはずなのに…
そうこうしているうちに、まず最初の被害者の家に着いた。
