‐―3日目―‐(最終日)
「…………」
パチン、パチン、パチン…
「「………」」
パチン、パチン、パチン
「………」
パチン、パチン、パチン
「何?今日いつもより静かだね?」
桐都先輩が沈黙の空気の中、やって来て言葉を発した。
「今日最終日やろ?仕事今日までやから、静かにしなさいって、さっき言われたんや。」
「「昨日ちょっと邪魔しちゃったからね〜」」
「ちょっとじゃなかったけどな」
「「「だってー」」」
上から、秋先輩、双子ブラザーズ、突っ込んだのが奏先輩。
その後は、皆静かにしていてくれて、山のような書類もあと一枚になった。
「あと一枚だ〜…」
パチン…パタン
「終わった〜…」
バタンと机につっぷして終わりを告げた。
「「おぉ〜!!!」」
「おつかれさん」
「よぉ、頑張ったな〜」
「……お疲れ…」
上から、双子君達、桐都先輩、秋先輩に一先輩。
一先輩今日いたんだ…
気付かなかった。
「ありがとうございます。」
ちょうど皆にお礼を言いおえた所に、水崎と奏先輩が来た。