しょうがなく水崎聖夜の方に向きなおった。



「あの…用件は何ですか?」


一瞬ジーッと見てきたなと思うと、急に顔をそらして外?をみながら口を開いた。



何かいろんな意味で失礼だな。



「俺達に協力しろ」



…はっ?いきなり上から目線?
こうゆうの何かムカつくんだよね?



「何なんですか?それと、それ人に頼む言い方じゃないですよね?」



そう言うと、さっきの人が少し笑っていた。



「クスッ、そうだな、今のは人に頼む言い方じゃないぞ、聖夜」



「っ、笑うなよ!仕方ねぇな…」



何やら不機嫌そうになってきたが、あえてスルーしとこう。



次の言葉は私が予想していた事をあっさり破った。




「…俺達に協力してくれないか?」