一時間駅前に歩いて行った。
時計を見ると夜中の十一時だった。
駅前はとにかく明るかった。ネオンがぎらぎらと光っていた。
どうしていいか分からず私は地面に座りこんでしまった。
そうしている事三十分。
おじさんに声をかけられた。
「ねぇ君一人ぼっちなの?暖かいところ連れて行ってあげるから一緒に来ない?」
すぐに分かった。
これは援助交際の事なんだと。
それでも私はすがる思いでこう言った。
「うちの事好き?
愛してるの?」
おじさんは言った。
「うん、好きだよ。
愛してる。
一緒に行こう?」
うちは了解をして一緒にホテルへ行った。

