先生~泣かないと決めた日~










家の前に着いた。






でも私は降りようとしなかった。








「どうした?美帆。
帰りたくないか?」







「うん、家怖いもん。

先生と側に入れる方が安心するもん。」









「そっかぁー。
でもな美帆、人には越えなくちゃいけない壁もあるんだよ。

美帆は今丁度その時なんだ。美帆には越えてほしいな、この壁。

そうすれば明るい未来待ってるぞ?」







そう言ったあと先生はあたしの頭を撫でてくれた。








「分かった、この壁絶対に越えてやる!!」







「よし、頑張れ美帆。」





「うん、先生、送ってくれてありがとう。
また月曜日にね。」