僕の名前は、神田 愛恋(かんだ あれん)。
僕は中1の冬海道中に転校してきた。
そこで僕は地獄をあじわうことになるなんて思いもしなかった。
僕が教室に入ると女の子達が僕の周りを囲んで話しかけてきた。
僕は小さい時から顔が良かったほうだった。
だから友達もすぐできるだろうと思っていた・・・
次の日朝学校に着いて昨日の女の子に挨拶をすると返事は返ってこなかった。
教室のドアを開けた瞬間上から黒板消しが落ちてきた。
終わりの男子達が僕の姿を見て笑っていた。
「大丈夫?汚れちゃって」
「「アハハハハ」」
「おいお前ら愛恋君をきれいにしてやれよ」
僕は2人に腕を掴まれトイレに連れて行かれた。
押し倒された瞬間、頭から水をかけられモップを顔に押し付けられた。
臭くて吐き気がした。
男子達が出て行ったあと呆然としていた。
この日から地獄のいじめが始まった。
次の日、僕は学校に行くのが嫌だった。でも行かなかったら両親が心配しそうで怖かった。僕は勇気をだして学校に向かった。
「あれ?来たのかよ~」
みんなが二ヤついていた。嫌な予感がした。
「俺さーどうもこの男が好きになれないんだけど」
「俺も」
「俺も」
「皆お前の顔見たくないんだよね~顔がいいからって調子にのりやがって」
「俺はそん・な・つもり・ない」
「おい、やれ」
‘‘うっ’’俺は血だらけになるまで殴られつずけた。
涙なんぞでらず笑うことしかできなかった。痛みも感じず心ココにあらずって言葉がぴったりなぐらいだ。
家に帰ると僕の怪我を見た親たちは驚いていた。
「愛恋その傷どうしたの?」
「階段で落ちちゃった」
「病院行かなくても大丈夫?」
「大丈夫。心配しなしで母さん」
僕はいじめを受けていることを言えなかった。
いじめをかくし耐えていくことを決意した。
いじめはたえることなく当たり前のようにあっていた。
一番ひどい時は先生がいない給食の日はゴミが入っていた時もあった。
それでも僕は耐えた。