仕事が終わり家に帰ろうとすると一也が居た。
「えっ?!かっ一也っ?!何でここに…」
「いやこんな可愛いこ一人で帰らせるわけにはいかないだろ。」
その言葉に私はドキッと音を鳴らした。
(またこの感じ…やっぱり和也の事…)
と考えていた。
「じゃあ行こうか。」
「うっうん…」
そう言って私と一也は歩き出した。
すると一也が私に
「俺な今ものすごく好きなヤツが居てさぁそいつに会った時は可愛い子しか思ってなかったんだけどさあ…一週間の間にあいつの事ばっかり考えててさ…」
えっ?!それって…
「そいつと会う約束してたわけよ?それでその事を言おうと思って今日会いに行ったんだけどなかなか言えなくて…結局言えなかったわけよ…でもそいつ俺が好きな事たぶん気付いてなくて…俺はこんなに好きなのにさぁ…」
「たぶんその子一也の事好きだよ…」
「馬路っ?!じゃあ今日そいに告るわぁ~」
え…っ?!
「未来っ!!!俺おまえの事ずっと好きだった!!!付き合って下さッぷ」
鼓動が高まるにつれ一也が噛んだ事に対して笑いが込み上げてきた。
「ぶはははww何噛んでるの??うはははww」
「馬鹿やろうっ!!笑うな~!!」
「だってだって…ぶはははww」
一也の顔を見ると顔が真っ赤になっていた。
「じゃっじゃあもう一回…」
「?」
「俺は…俺は未来??おまえの事が好きだ。こんな俺だけど未来は好きか??」
私の顔が一気に真っ赤になった。
それと一緒に涙が込み上げてきた。
「うっうっうわあ――ん!!!一也ぁ~好きぃ!!!」
そう言って私は一也に思いっきり抱きついた。
すると一也は私を抱きしめた。
「よしよしそんなに嬉しい??」
「うっ嬉しいっ!!!ひっく…」
「なんか俺もめっちゃ嬉しいんだけど~♪」
そう一也わ言うともっとわたしを抱きしめてくれたよね??
その時の一也のぬくもり…
今でも覚えてるよ。
だって嬉しかったんだもん♪
忘れるはずないよ…
ずっと覚えてたよ…
ねぇ一也…