「そうか。…憂斗も聞いておくといい。

紫苑と私は光陽学院で出会ってね。紫苑が会長、私は副会長だった。


そのときの白桜女子高等学院…今の出雲学院の会長と副会長が、紗和…私の妻と満李亜さん。

私たちは仲良くなり妻たちは、お互いに子供が産まれて違う性別だったら結婚させようと約束したみたいだ」



言いたいことはわかった。





…でも。