年下の婚約者~狼くんとキケンな同居~



私はもう、午後の講義は宮原先輩の事で頭がいっぱい。



「水谷さん……

水谷萌さん!!」


「はっはいっ!!」



教授に呼ばれ、慌てて立ち上がる。


周りからはクスクスと笑い声が洩れる。


はっ、恥ずかしい……。