先輩は私達に気が付いて、笑顔でこっちに歩いて来た。 「二人ともランチ早いね。僕も一緒にいい?」 「もちろんです!ねっ、萌?」 「はいっ」 宮原先輩は私の正面に座る。 「萌ちゃん、その服、カワイイよ。萌ちゃんのイメージにピッタリだね」 …なんて言葉をさらりと言ってくれて、天にも登る気持ちになる。 .