年下の婚約者~狼くんとキケンな同居~



「何も変わらな萌を正直羨ましいと思った。
でも、世間ずれして見えてイラついた」



「いつも見てたの?」


「ああ、萌は全然気がついてなかっただろうけど。
ナンパにあっても半べそで逃げられない。勧誘には着いて行きそうになる。彼氏もいそうに無いし」


「そんな見てたならどうして、助けてくれなかったの?」


「だから、オヤジから婚約の話をされた時、OKしたんだ。俺が守ってやりたいと思って。そのときかな?ガキの頃の約束を思い出したの」


「しらなかったよ」


「“ずっと見てた”なんてストーカーチックなこといえるかよ!!」