年下の婚約者~狼くんとキケンな同居~



「ねえ、おねいさん♪」



やだっ、ナンパ!?


私は振り向かずに歩く速度を速めた。



でも、その人も私の後ろをピッタリとついて歩いてくる。


やだ、こわいっ!!



「そんなに泣いてたら、かわいい顔が台無し!!」



その人はそういって、私の腕を掴んだ。