年下の婚約者~狼くんとキケンな同居~



「リカコ?」


「萌!!!!」



驚くリカコの手は宮原先輩の手を握り締めていた。


薬指にはおそろいのリング。



「あの、萌…ゴメン……」



そう言いながら気まずそうに俯くリカコを見つめていたけど、もう涙で滲んで見えなかった。


私は何も言わずに店を飛び出した――。