「この傷……どうして慶が知ってるの?」 「おまえ、本当に覚えてないの?」 「何を?」 「その傷、俺を守って出来た傷だ」 「ええっ!!!!」 「やっぱり覚えてなかったか……」 慶は私を抱き起こして、向き合うように座りなおした。