頭が割れそうなくらいの
頭痛に

思わず頭を抱える


「アリス!?」

チェシャが机を飛び越えて
私のもとに来る


「…い たい……」


「なに?どこが痛いの?」


「頭が…痛い…っ…」


私はチェシャの服を
掴む

「アリ…「映像が浮かぶの…
私…きれいな部屋で…
椅子に座ってるの…
膝の上には亜麻色の猫がいて…
その子はダイナ…
足元には黒猫のキティと
白色の猫のスノウ…」