―おとーさま。―


―どうしたんだ?
また眠れないのか?―

あれ…?この映像
なんだか覚えがあるわ…


―うん。またあの夢を見るの―


―そうか…
ならお父さんが絵本を
読んであげよう―


あぁ、思い出した
これは私とお父様だわ
でも…どうして…?
お父様の顔がよく見えない…


―うん!!―


こうして私はいつも
お父さんの布団で
眠っていた

なつかしい…