否定するつもりはない 迷っているのか…私は… 相手がジャックだからか…? 困ったものだな ―私にも。 「どうした帽子屋。 今更後悔しているか? あの時、逃げたことに…」 「後悔などするものか。 私はあの時のことに そんな感情を抱いたことなど ない。」 その言葉に目を光らせるジャック 昔と同じ目。 …だが、違う…。