「…どう……して?」



「理由など教える義理はない。
殺せ!!!」



四方の扉から
召使たちが武器を持って
駆け込んできた


どうして…

どうして…?


放心状態におちいる私を

「絶対俺からはなれるなよ」
と、チェシャが私の手をつかみ
自分の方に引き寄せた


「何故ですか王様!!
アリスが一体
何をしたというのですか!!」


「マッド・ハッター
お前もアリスの味方をするのか
…はじめはアリスだけの
つもりだったが仕方ない
3人とも殺せ!!」