私が七歳になった頃

いつもどうりに4人で
かくれんぼをしていた


帽子屋さんが鬼で

私はチェシャに
いい場所を知ってるよと

案内しているときだった



母様と父様が
私の部屋で何か話していた

ただ、純粋な気持ちで
私は二人に近づいたの



振り返った二人の顔は恐ろしく


私の腕をつかんだ母様の手は
とても強い力で


逃げることは許さないと
言っているようだった