チェシャも私より年上で

帽子屋さんとジャックより
ずっとずっと優しくて

毎日私と遊んでくれた



それを見ていた
母様と父様は

チェシャを私の護衛に任命した



私もチェシャもうれしくて

毎日、毎日、
片時も離れることはなかった


私は幸せだった

チェシャと帽子屋さんと
ジャックと

広いお城で、鬼ごっこや
かくれんぼをして

疲れたときは
お部屋で大好きな三匹の猫

スノウ・キティ・ダイナとお昼寝。


それをいつも
両親が優しく
見守ってくれていた