「…ディミ…?」


立っていたのは
ツインテール少女。
ディミだった

いつも一緒にいる
他の三人は
どうやらいないみたいだ

よく見れば
手に小さな紙を持っている

「…どうやって……」

ここ空中だし…
ディミって飛べるの?


「私、瞬間移動できるの
だから…女王様に言われて…
持ってきたの。これ。」


はい。と持っていた紙を
渡された


白い二つ折りの紙を開けば

綺麗な字で

`明日チェシャ猫の
処刑をする'

と書かれていた