やっぱ、「疲れる」連発してる。
老いてる気がして、身震いした。
「…?」真由は顔をすっかり?にしている。
どうしょ、言うべきかなぁ。
何かちょっと言うのが恥ずかしい。
だって初めてだし。こんな話すんの。
多分、真由の影響なのかも知んないけど、自分から良いなって思う人がいても側で見る恋愛の痛いとこを見てきて、好きになるの止めちゃうし、の繰り返しで一度も真由にはあたしの恋愛相談したことないから。
少し不安。てゆうか、心配。
でもどこか自慢したいとこあって、ウズウズしてる。
どうしょう、言っちゃおうか。
・・・・・言っちゃおうか。あたしも困ってたし。
「あの、笑わないで聞いて欲しいんだけど…。」
「うん?」
「ん―、と。何か恥ずい~!」
「何、何なの?」真由はすっかり興味津々だ。瓶に入っていたシュガースティックの束を指で弾いたりして遊んでいたのをすっかり止めて、聞いてくる。
「あ、ちょっと待って。後で。ケーキ食べながら話すゎ。ほら…、ケーキ来たよ」
「随分楽しそうね、何のお話?」
「―――美帆さんッ!今、佳奈が何か言いたげだったんです。」
そう。はい、これ、檸檬ティーとベリー三色ケーキ。
カシャンと軽いティーカップの振れた音をさせて何もなかったテーブルに次々置かれてゆく。
静かに微笑みながら静かで穏やかな口調は、これが大人のオンナノヒトなのかと餓鬼過ぎる自分達が恐縮してしまう。未だにこの感覚には慣れていない。
