恋の病

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「…佳奈、」

ぼそっとした声。

ぼーっとやっと終わったテストに、脱力して机にっ伏していたあたしに誰かが話しかけてきた。

誰だろ。誰だっけ、この声。

正直ダルくて首あげんのメンドイ。

「ん――?何?」

でもシカトしたくないから重い首をあげ、答えた。

「!あ…、真由……」

驚きで、びくっと体が震えた。