「何それ―!?あたしにとっては真面目に相談してるんだけどっ!」
やれやれと脱力した。
なんせ、真由にこの手の話をされるのはこれに始まったことじゃないからだった。
真由はキリッと締まった顔に体に似合わず、惚れっぽいし私から見ても何故か良くない男を本気で好きになって浮気か、酷い時には悪口を言いふらされて別れる。その繰り返し。
あたしなんかより全然カッコいいから女受けも良いし、大人っぽくて綺麗なのに何でそんな目に遭うのかが未だに分からない。
絶対やめなよと止めても、こればかりは聞いてくれない。
だからフラれて泣いてる姿を何度も見ているから………。
私はそう思いながらも、聞いてみた。やっぱり興味はある。
「で、どういう人~?」
「なに?その顔??今度は違うって、絶対違うッッ!」
「どう違う訳~?」
またか…、と顔に出ているのか、真由にキッと睨まれた。
―――おお、怖ッッ!美人が怒ると怖い!!
