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放課後はいつもより遅くやってきたように思った。
雨の日だからなのか、ただの気のせいと思うけど。時間がゆっくり流れて、時計も雨音のリズムに乗って遅く進めていっているような不思議感がある。
「真由、相談って?」
今ならあんまり人がいない。
教室には佳奈達を含めて三人程だった。佳奈は真由の隣の席にと座ると、早速切り出した。
「ああ、ごめんね。早く言っちゃえば良いんだけど放課後の方が話しやすくて」
「それは良いって。あたしも昨日即寝してたからメール見れなかったし。―――それより相談って何なの?」
「あのさ、あたし好きな人出来て、告白しょうかなって!」
キラキラした表情。まるで少女漫画に出てきそうなテンションに少し圧倒された。
「はぁ?!相談ってそれ~?あーも~!!無駄に心配した~」
