ふんっ! 「ぶつかったことについてには、謝ります。ごめんなさい。じゃあ、アタシはこれで!!」 「待てよ、どうしてくれんのこれ?」 後ろを振り返り、 「だから、あやまったじゃな・・・」 って、言おうとした時。 これは、夢?? いや、夢でしょ・・・。 本当にそう思いたかった。 だって・・・彼の足から血が大量に出るほどの切り傷があったから。 サァーー 顔から血の気が引いていく。