しばらくして誰かの手が、あたしにぶつかってきた。 「あっ、ごめんなさ…」 デパートで働く人かと思った。 あたしは、目を見開いてじっとその人を見つめる。 瞬きできない。 聖也が…… 聖也が…… いる。 聖也が隣で踊ってる!!