*クリスマスのキセキ*






 それから、iPODを取り出して、イヤホンを分け合って音楽を聞いた。



二人微笑んで、音に合わせて体が動いた♪



こんなに幸せなことなんだ。



好きな人の隣にいること。



耳からイヤホンが抜けないように、近くにいること。





 日が暮れて、暗くなっても聖也の姿は薄くなっていくばかり。



なんで、聖也は幽霊なの?



なんで、聖也は事故になんか遭ったの?



もっと前に、話出来たら良かったのに。



神様がいるとして、どうして?



なんで、あたしと出会う運命にしたの?



こんなに辛いなら…



別れが来るなら、出会いたくなかった。



いや、出会いたかった。