聖也は、満面の笑みで待ってた。
姿が一層薄く感じるのは、夕方だから?
夜の方が、幽霊だから元気そうだもんね?
漫画☆ンピースを渡すと、笑ったかと思えば、泣きそうな顔をして聖也は読んでた。
あたしも、昨日家で読んだ。
弟は意外そうな顔をしてたけど、快く貸してくれた。
ほんと奥深くて、キャラがみんないい!!
「切ねぇ…☆フィはこれからどうなるんだろ?
あぁー先気になる〜」
じれったそうに、聖也は言った。
「もう読めないかと思うと、残念でたまんないっ!!!!!
そんぐらい、好き」
切なそうな顔してた。



