*クリスマスのキセキ*

でも携帯の時間を見ると、もう終電間際だった。


「ばいばい」



 あたしは、聖也におっきく手を振った。



 あと何回、ばいばいが言えるだろ?



いや、ばいばいなんかしたくない。



三歩あるいて振り返っても、聖也は笑顔で手を振ってくれた。