*クリスマスのキセキ*

「あと、どのくらい……



ここにいられるの?」



「わかんない……」



 今にも消え入りそうな声だった。



「聖也は、何か心残りはないの?」



「そりゃあ、もうっ!



ありすぎる!!」



「そうだよね……



あたしに出来ることってないかな?」



「じゃ、漫画の☆ンピースの新刊読みたいなぁ!!」



 瞳を輝かせて、聖也は言った。



「弟が全巻集めてるから、貸してもらってくる」


 あたしは読んだことないけど、大人気の冒険ものの漫画。